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理事長あいさつ
社会福祉法人樫の木 理事長
賀来  進 ( かく すすむ )
 コロナ渦で世界中が大変な中、日本も第二回目の緊急事態宣言が首都圏で発出されました。大変な時代に突入いたしました。日本経済は、医療は、国民の暮らしは、新型ウィルスのために崩壊の危機にたたされています。
 私たちができることは、新型コロナウィルスに罹らない、樫の木の施設を新型コロナから守ることです。
 樫の木の歴史を申し上げますと、1985年「障害者列車を走らせる会ひまわり号」で、障害者の方々との出会いがあり。1986年3月に一人の職員と障害をもつ仲間三人で共同作業所どんぐりの家を設立、法人認可を受けるために,ボランティア街頭宣伝活動や街頭募金活動等々を行いました。
 そして樫の木は今から28年前の1993年(平成5年)の一月に法人認可を受けまして,同年8月1日に大分市で初めての社会福祉法人身体障碍者通所授産施設「ワークスペース樫の木」として利用者さん20名で開所いたしました。
 今では樫の木、どんぐり、どんぐり出張所、障害者ホームヘルプサービス、グループホームと施設もおおくなり、利用者さんも60名の大所帯になりました。今のところは新型コロナの影響なく順風満帆で推移しています。
 当初樫の木スタート時は、措置制度、それから支援費制度、障害者自立支援法、障害者総合福祉法というように障害者を取り巻く環境はどんどんと変化しています。私たちは、国の動向を見つつ、樫の木を末永く存続そして発展させるために、樫の木の広石施設長をはじめとする職員、樫の木の理事さん、評議員さん、樫の木の利用者さん、その家族の方、ボランティアさん、この地域の牧3丁目の方々と一丸となって頑張っています。
 樫という木材は元来、水車の歯軸とか、車輪、畑を耕す桑の柄に利用されて人の役にたってきました。この施設も多くの人の役にたつように「樫の木」という名前がつけられました。この樫の木は限りある社会資源の中で成長し、立派にひと様のお役に立ちたいと思います。
 これからもよろしくお願い申し上げます。
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